ゲームセンター 最近は、家庭用ビデオゲームに押されてしまって、ゲーセンの売り上げはイマイチの様です。

経営がうまくいかなくなっているゲーセンが増えたためか、昔と比較するとゲームセンターの数は減ってきています。

家庭用ゲーム機のファミコンが出た当時は、業務用ビデオゲームと家庭用ゲーム機では比べ物にならないほどの性能差がありました。 それが、今では両者の性能差はほとんど無い様な状況です。

唯一、現在でも業務用ビデオゲームが選れている点は、筺体が動いたり振動したりして、よりリアルにゲームを楽しめる部分だと思います。

そういう訳で、現在ではさびれてしまった感のあるゲーセンですが、当サイトではレトロともいえる一世を風靡した懐かしの業務用ゲームを紹介したいと思います。

世界初のビデオゲームとは

世界で初めてコンピューターを使ったゲームが誕生したのは1958年の「Tennis for Two」だと言われています。 物理学者だった人が、その「Tennis for Two」を作り上げました。

ゲームと言っても今のものとは比較できないほど、原始的な物です。 モニター画面はブラウン管ではなく、オシロスコープを使っていました。 当時は既にブラウン管があった時代なので、ブラウン管を使うことができたはずなのに、画面の表示にオシロスコープを使ったというのがなんとも物理学者らしいです。

「Tennis for Two」は2人対戦のテニスゲームで、コントローラも自作です。 基本的に勝ち負けは無く、画面の左右でおのおの相手が打ってきた玉を打ち返すという物でした。 このテニスゲームの面白い点は横から見た視点で画面が表示されている点です。 そのため、重力により、打った玉は放射線状に落下をします。

その後のテニスゲームは真上からの視点が一般的なのと対照的です。

初めてのシューティング

世界初のシューティングゲームは、米国の名門校であるマサチューセッツ工科大学で誕生をしました。 当時、学生だった人が大学に設置されていた大型コンピューター用にシューティングゲームを作りました。

ゲームはワイヤーフレーム(線画)で、今のゲームクオリティとは比較できないほど低クオリティでした。 でも、当時は、大学のコンピューターでゲームができることは画期的だったので、そのゲームは大学内で大いに流行ったそうです。

大学内に置かれている大型コンピューターの記録メディアは穴の開いた紙テープです。 そのため、ゲームをしたい学生はその紙テープをコンピューターに読み込ませた後にゲームをしていました。

ゲームをするために紙テープを使うと言ったら、今の世代の人なら想像すらできないのではないでしょうか。

初めてのコンピュータRPG

今や当たり前の様にコンピューターゲームの一ジャンルとなっているRPGですが、その元祖はテーブルゲームのロールプレイングにあります。

テーブルゲームのRPGは、各々役割を決めて、そのキャラクターになりきります。 ゲームのシナリオやルールに則って、自分のキャラクターで与えられた使命を果たすという遊びでした。

そのゲームシステムがパソコンに取り込まれたのが、コンピュータRPGです。 その走りと言える作品は米国で発売された「ウルティマ」と「ウィザードリィ」です。 「ウルティマ」は2Dオープンフィールドの大陸を探検します。 一方、「ウィザードリィ」は3D地下迷宮を探索します。

どちらも大ヒットとなり、後にシリーズ化をされています。

ちなみに最初の「ウルティマ」の開発費ですが、車を売却して高く売ることでお金を捻出したそうです。 でも、その甲斐あってか、米国で爆発的ヒットとなり、その後「ウルティマ」の開発者は高級車を新車で買うことができたそうです。

元々ビデオゲームと言えば米国製が多かったのですが、現在では日本のゲームメーカーの方が世界的なシェアは多いです。 任天堂やソニーエンターテイメントの家庭用ビデオゲーム機は日本だけでなく、世界中で販売をされています。 また、日本で作られたゲームは、英語版にリメイクをされて世界中で売られています。 今はマリオは世界中で愛されるキャラクターとなっていますからね。 日本国内だけにいると良くわかりませんが、日本は世界第3位の経済大国です。 ですので、ゲームに限らず様々な分野で日本は世界に影響を与えています。

特に海外で人気があるのは日本のアニメ、要は漫画です。 最近、日本では漫画のキャラクターの服装や身なりになるコスプレがアニメオタクの間で流行っていますが、このブームは日本だけでなく海外でも起こっています。 皆さんご存知だと思うけど、アニメキャラクターがゲームに使われることも多々あります。 外人であっても、日本のアニメやゲームで登場するキャラクターのことを良く知っている方が多くいます。 たとえば、円谷プロが製作したウルトラマンやサンライズが製作したガンダムなどです。 ゴジラはアニメではなく映画ですが、こちらも世界的に有名なキャラクターです。 日本人が思っているより、日本は世界に対して文化面で影響を与えています。

●昔のパソコンのゲーム事情
パソコン黎明期は、ホビーと言えば大抵はゲームでした。 当時のパソコンはBASICインタプリタ―のROMが内臓をされていて、パソコンを立ち上げるとBASICが起動をする様になっていました。 今は、OSがあるのが当たり前ですけど、当時はOSと言う物が存在しなかったのです。 その頃のパソコン少年は、主にベーシックやアセンブラというプログラミング言語を駆使して、パソコン雑誌に掲載されているゲームプログラムをパソコンに打ち込んで遊んだり、自作で簡単なゲームを作って遊んでいました。 今は、パソコンゲームは進化してしまってオンラインが当たり前なので、ゲームを自作することは無いですよね。 ですが、パソコン黎明期は市販ソフトが少なかったこともあり、自分でゲームを作ることもありました。

今は、パソコンは一家に最低1台は有ると思いますが、当時はマニアぐらいしかパソコンを使う人はいませんでした。 マニアと言ってもゲーム好きのパソコン少年です。 学生なのでお金が無くて、自分でパソコンを買う事ができない人が多かったため、家電売り場に展示されているパソコンをタダで使わせてもらっていることが多かったのです。 お店としては学生でも簡単に使えるというデモ効果があるので、タダで使わせてあげていたようです。 今はその様な光景は見かけないですよね。 その理由は、パソコンの価格が下がったので、学生でもお金を貯めれば購入出来る様になったからだと思います。 昔のゲームと違って、パソコンの高性能化もあってか、今のゲームは複雑化したような気がします。

●節度を持って遊ぼう
そういえば、今の子供は都心に住んでいるせいか凧上げをしないですよね。 自分が中学生の頃はアメリカからやってきた凧と言う事でゲリラカイトというのが流行っていました。

今の子供は多分知らないのかな。 自分は、リールの付いた竿に凧を付けてどれぐらい高くまで凧が上がるのだろうとやってみた記憶があります。

今の子供は、あまり外で遊ぶことが無くなって、室内でやるTVゲームで遊ぶのが主流なのかもしれません。 でも、自分は子供の頃にテレビゲームをやった事を後悔しています。 今から考えると、とてももったいない時間の使い方だと思えるからです。 テレビゲームをやってもほとんど子供の能力は向上しない様な気がします。

ただ、子供というのは遊びたい盛りなので、友達との話題作りの為にも節度をもってテレビゲームをするのならありかなぁとは思います。 勉強の合間の息抜きとして、気分をリフレッシュさせるためにやるなら良いと思います。

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